ギャラリーウォールの掛け方 — 勘に頼らない手順

ギャラリーウォールが失敗するのは二通りです。間隔がばらつくか、全体に形が ないか。どちらもドリルを持つ前に決まってしまいます。

1. まず外形を決める

ギャラリーウォールはひとつのかたまりとして見られます。その輪郭を はっきりさせてください。長方形がいちばん確実で、「散らかった」ではなく 「意図した」印象になります。

三分の二の法則は全体に当てはめます。輪郭が下の家具の幅の三分の二ほどに なるようにし、まずその長方形をマスキングテープで壁に貼ります。

2. 床に並べてみる

同じ大きさの長方形をテープで床に作り、その中でポスターを動かします。 十分の作業が、午後いっぱいを節約します。

見るべき点は二つです。

  • 重さを散らす。暗い絵や情報量の多い絵は視線を引きます。 片側にまとめず、散らして配置します。
  • 一本の線を守る。上端をそろえるか、下端をそろえるか、 横の中心線を全部に通すか。どれか一つを選び、最後まで守ります。

3. 間隔は 5 cm、どこも同じに

額と額のあいだは 5 cm。大きな壁に大きな作品なら 8 cm まで 広げても成立します。4 cm を切ると窮屈に見え、10 cm を超えるとひとつの かたまりに見えなくなります。

数字そのものより、どこも同じであることのほうがずっと大事です。 目に留まるのは不ぞろいな隙間だからです。

4. 紙で型紙を作る

新聞紙や包装紙を、額装した状態の大きさに切ります。決めた間隔で壁に貼り、 離れて見て、玄関側からも眺め、ひと晩そのままにします。

型紙には掛け位置も書き込みます。額の上端から金具またはワイヤーまでの距離を 測り、同じ寸法を紙に印します。あとは型紙の上から穴をあければ、一度で正しい 位置に決まります。

5. 高さ

まとまり全体の中心を床から 145 cm に置きます。一枚のときと 同じ目線の高さの決まりです。個々の作品ではなく、グループの中心を測ってください。

ソファやサイドボードの上では、家具とグループ下端のあいだを 20〜25 cm あけます。

6. 真ん中から外へ掛ける

中央の一枚から始めて外側へ進みます。こうすると誤差が左右へ均等に散り、 片端にたまりません。一枚ごとに水平を確認します。スマートフォンの水準器で 十分です。

考えるのが面倒なら

当店のギャラリーウォール セットは、五枚でひとつの作品として組んであります。 色をそろえ、サイズを合わせ、間隔がきれいな長方形に収まるようにしてあります。 五枚を別々に買うより安く済みます。

ギャラリーウォール セットを見る。

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